読了:カナダ金貨の謎, 有栖川有栖 [読書日記]
* カナダ金貨の謎, 有栖川有栖, 講談社, 9784065238233
有栖川有栖の国名シリーズ短編集である。小説家・アリス&火村探偵もの。
5編が収録されているが、うち2編は超短編という格好だ。ぜんぶを構えて読んでいると肩透かしを食う。
ともあれ火村節は健在。超ストレートな謎解きものがあるかと思えば、えぇーそういう動機ってありうるのかみたいは話(いや、でも近年ならありえそうな話な気がしてきた)、などなど。
個人的には、冒頭のつかみもふくめて「トロッコの行方」が好み。ミステリ小説にトロッコ問題なんて持ち出してどうするんだと思っていたら、、、という展開が楽しい。ただし結末は、なんというか身につまされる、悲しいお話ではあるのですが。
有栖川有栖の国名シリーズ短編集である。小説家・アリス&火村探偵もの。
5編が収録されているが、うち2編は超短編という格好だ。ぜんぶを構えて読んでいると肩透かしを食う。
ともあれ火村節は健在。超ストレートな謎解きものがあるかと思えば、えぇーそういう動機ってありうるのかみたいは話(いや、でも近年ならありえそうな話な気がしてきた)、などなど。
個人的には、冒頭のつかみもふくめて「トロッコの行方」が好み。ミステリ小説にトロッコ問題なんて持ち出してどうするんだと思っていたら、、、という展開が楽しい。ただし結末は、なんというか身につまされる、悲しいお話ではあるのですが。
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