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読了:幻竜苑事件 太田忠司 [読書日記]

* 幻竜苑事件, 太田忠司, 東京創元社, 9784488490027

少年探偵・狩野俊介シリーズの第2弾。

例によって旧家でおきる不可能犯罪。今回は人間消失ものである。事件そのものもそうだが、登場人物のあれやこれやが丹念に書き込まれているあたりが魅力のような気がする。

で、メインの謎だが、まあこのレッド・ヘリングが楽しいこと。ライトな雰囲気の作品だけに、ばっちり決まっていますね。まったく感心しました。


幻竜苑事件 (創元推理文庫)


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