読了:Invert 城塚翡翠倒叙集, 相沢沙呼 [読書日記]
* Invert 城塚翡翠倒叙集, 相沢沙呼, 講談社, 9784065337899
前作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」の続編でもある倒叙ミステリ集である。
相沢作品は2冊目の読了。
前作のものすごい結末をもって、いやこれ続編っていったいどうするんだ、というのを倒叙ミステリにすることで著者は華麗に解決。うん、なかなかの手腕です。
念のため倒叙ミステリとは、最初に犯人による犯行が読者に向けて描かれ、のちにそれを探偵がいかに解決するかが主題になっているミステリ小説のこと。解説にもあるが、まあ古くは刑事コロンボ、少し前だと古畑任三郎が代表例。え?「霊媒探偵」なんだから別に解決に苦労はしないはず?(いやいや。笑)
それはともかく、倒叙ミステリを読んでいて「読者への挑戦」が挿入されることになるとは思いもよらず。なかなか今まで作例としてなかったんじゃないかと思うが、どうなんでしょう。
そしてそして、最終話のラストでまた読者は目を剥くことになるのだ。
えー。え~~~。
呆然としながら読み終えて、改めて表紙絵を見る。
う~ん、なるほど…。
またしてもやられました。さらに続編もあるとのことで楽しみです。
前作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」の続編でもある倒叙ミステリ集である。
相沢作品は2冊目の読了。
前作のものすごい結末をもって、いやこれ続編っていったいどうするんだ、というのを倒叙ミステリにすることで著者は華麗に解決。うん、なかなかの手腕です。
念のため倒叙ミステリとは、最初に犯人による犯行が読者に向けて描かれ、のちにそれを探偵がいかに解決するかが主題になっているミステリ小説のこと。解説にもあるが、まあ古くは刑事コロンボ、少し前だと古畑任三郎が代表例。え?「霊媒探偵」なんだから別に解決に苦労はしないはず?(いやいや。笑)
それはともかく、倒叙ミステリを読んでいて「読者への挑戦」が挿入されることになるとは思いもよらず。なかなか今まで作例としてなかったんじゃないかと思うが、どうなんでしょう。
そしてそして、最終話のラストでまた読者は目を剥くことになるのだ。
えー。え~~~。
呆然としながら読み終えて、改めて表紙絵を見る。
う~ん、なるほど…。
またしてもやられました。さらに続編もあるとのことで楽しみです。
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