読了:おいしい旅~思い出編~, アミの会/編 [読書日記]
* おいしい旅~思い出編~, アミの会/編, KADOKAWA, 9784041125977
旅先で出会った美味しいもの、をテーマにしたアンソロジーである。アミの会ものは2冊目。
執筆陣を見てグルメミステリのアンソロジだと思い込んで読み始めたのだが、やや謎っぽい話は新津きよみ作品くらい。これも最後にえっ?!と思わせる作品はあるけれど、別に伏線がばりばり張ってあるわけでもなさそうなので、たぶんミステリというカテゴリーではないのだろう。
とはいいつつ、さすがの執筆陣、なかなか読ませます。
前出の新津きよみもラストう~んと唸らされたし、いい人を描かせたら鉄板の大崎梢、そしてやっぱり柴田よしきは驚きとともにちょっと泣かせてくれる。
全7編はいずれも、お話が女子受けを狙ってるなあと感じなくもないのだけれど、まあまあ身近な人の顔を思い浮かべたりしながら、目の前のお話の行方に考えを巡らす、こういうのもちょっと楽しい。ミステリ一辺倒の読書歴を少し方向転換してもよいかなと思えた一冊でしたね。収穫です。
旅先で出会った美味しいもの、をテーマにしたアンソロジーである。アミの会ものは2冊目。
執筆陣を見てグルメミステリのアンソロジだと思い込んで読み始めたのだが、やや謎っぽい話は新津きよみ作品くらい。これも最後にえっ?!と思わせる作品はあるけれど、別に伏線がばりばり張ってあるわけでもなさそうなので、たぶんミステリというカテゴリーではないのだろう。
とはいいつつ、さすがの執筆陣、なかなか読ませます。
前出の新津きよみもラストう~んと唸らされたし、いい人を描かせたら鉄板の大崎梢、そしてやっぱり柴田よしきは驚きとともにちょっと泣かせてくれる。
全7編はいずれも、お話が女子受けを狙ってるなあと感じなくもないのだけれど、まあまあ身近な人の顔を思い浮かべたりしながら、目の前のお話の行方に考えを巡らす、こういうのもちょっと楽しい。ミステリ一辺倒の読書歴を少し方向転換してもよいかなと思えた一冊でしたね。収穫です。
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