読了:キャサリンはどのように子供を産んだのか? (How Did Catherine Cooper Have a Child?), 森博嗣 [読書日記]
* キャサリンはどのように子供を産んだのか? (How Did Catherine Cooper Have a Child?), 森博嗣, 講談社, 9784065182833
森博嗣のWWシリーズ第3弾である。
帯紙には「研究所内の無菌密室」なる文句が躍る。おお森先生、ここへきて久しぶりに密室トリックものですかあと思って読み始めた。
持病により無菌室から出られないはずのキャサリンが消えうせたというのが事件の骨子。いろいろと仮説が出ては検証の結果つぶされていくのだが、途中まで読んでいるところで、あれ?これって密室事件なのか?とH.M.卿にお出まし願いたい感じがもやもや。そうこうしているうちに精巧な人型ロボットが登場するのだが、読みながら「あぁ間違いない...使徒...だ」なんてつぶやきたくなるようなすごい性能(笑。森先生ぜったい狙ったのでは?)
さて後半に入ったあたりで、例のあの方が登場。今回はセリフが多めのよう。個人的には「昔ワタシがさんざん検討して捨てた仮説に、後進がまた取り組んでしまっていて、どうもダメっぽい」という状況をくすっと笑いながら語るのってどうなのかなあ、なんて思ったり。
そして最後にどう話に落とし前をつけるのかというと・・・うーん。やっぱりこれって密室事件ではない。
最後のほうでパティが意味深な発言をしたりしますが、どうも本作のストーリーにつなげられなくて、ちょっと困った印象でした。うーん。
森博嗣のWWシリーズ第3弾である。
帯紙には「研究所内の無菌密室」なる文句が躍る。おお森先生、ここへきて久しぶりに密室トリックものですかあと思って読み始めた。
持病により無菌室から出られないはずのキャサリンが消えうせたというのが事件の骨子。いろいろと仮説が出ては検証の結果つぶされていくのだが、途中まで読んでいるところで、あれ?これって密室事件なのか?とH.M.卿にお出まし願いたい感じがもやもや。そうこうしているうちに精巧な人型ロボットが登場するのだが、読みながら「あぁ間違いない...使徒...だ」なんてつぶやきたくなるようなすごい性能(笑。森先生ぜったい狙ったのでは?)
さて後半に入ったあたりで、例のあの方が登場。今回はセリフが多めのよう。個人的には「昔ワタシがさんざん検討して捨てた仮説に、後進がまた取り組んでしまっていて、どうもダメっぽい」という状況をくすっと笑いながら語るのってどうなのかなあ、なんて思ったり。
そして最後にどう話に落とし前をつけるのかというと・・・うーん。やっぱりこれって密室事件ではない。
最後のほうでパティが意味深な発言をしたりしますが、どうも本作のストーリーにつなげられなくて、ちょっと困った印象でした。うーん。
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