読了:世界を変えた6つの「気晴らし」の物語~新・人類進化史~ (Wonderland - How Play Made the Modern World), スティーブン・ジョンソン [読書日記]
* 世界を変えた6つの「気晴らし」の物語~新・人類進化史~ (Wonderland - How Play Made the Modern World), スティーブン・ジョンソン, 大田直子, 朝日新聞出版, 9784023316324
人類の技術史のものがたりである。前著「世界をつくった6つの革命の物語~新・人類進化史~」がかなり面白かったもあり、表紙を見ただけで購入。
前著に対し本書は、人類が直面してきた「楽しみ」(おそらく原書では wonder なのか?)に焦点をおいている。例えば、自動機械。もちろん聖水の自動販売機のような実用的な機械もそうなのだが、本書で取扱うのは人形がひとりでに動いたりする仕掛けが重点。これにファッションやら、商売そのものやら、味覚の追及、純粋に遊ぶためのゲーム、などなど。ときおり翻訳本ならではの読みづらさが表面化したりもするのだが、全編通じてへぇ~と思わされる内容が多くて楽しい読書体験でありました。
もっとも前著に比べると、扱っているテーマもあいまって全体に緩いお話になってしまう(もしくはそのように読めてしまう)のは否めない気がする。これは逆の見方をすると、前著はそうとうの驚きをもって受け止められた、の裏返しなのかもしれませんけれどね。
人類の技術史のものがたりである。前著「世界をつくった6つの革命の物語~新・人類進化史~」がかなり面白かったもあり、表紙を見ただけで購入。
前著に対し本書は、人類が直面してきた「楽しみ」(おそらく原書では wonder なのか?)に焦点をおいている。例えば、自動機械。もちろん聖水の自動販売機のような実用的な機械もそうなのだが、本書で取扱うのは人形がひとりでに動いたりする仕掛けが重点。これにファッションやら、商売そのものやら、味覚の追及、純粋に遊ぶためのゲーム、などなど。ときおり翻訳本ならではの読みづらさが表面化したりもするのだが、全編通じてへぇ~と思わされる内容が多くて楽しい読書体験でありました。
もっとも前著に比べると、扱っているテーマもあいまって全体に緩いお話になってしまう(もしくはそのように読めてしまう)のは否めない気がする。これは逆の見方をすると、前著はそうとうの驚きをもって受け止められた、の裏返しなのかもしれませんけれどね。
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