読了:落下する緑―永見緋太郎の事件簿 田中啓文 [読書日記]
* 落下する緑―永見緋太郎の事件簿, 田中啓文, 東京創元社, 9784488475017
ジャズ奏者である永見緋太郎が、セッションを通じて日常の謎をばっさり解決するという趣向のシリーズ。田中作品は、新人落語家が探偵役だったり、この手の趣向が多いようだ。全体的に勧善懲悪ものになっているのも、この作者の特徴か。
基本線として、永見探偵の常人を超越したインスピレーションによる事件解決、というスタイルがちょっと気になりますが、まあ許される範囲か。どちらかというと、ジャズ関係のうんちくに全然ついていけないので、そっちのほうが個人的には苦しいです(多分、作者の趣味に走っている気がするなあ)が、まあ楽しく読めたので良しとしましょう。
ジャズ奏者である永見緋太郎が、セッションを通じて日常の謎をばっさり解決するという趣向のシリーズ。田中作品は、新人落語家が探偵役だったり、この手の趣向が多いようだ。全体的に勧善懲悪ものになっているのも、この作者の特徴か。
基本線として、永見探偵の常人を超越したインスピレーションによる事件解決、というスタイルがちょっと気になりますが、まあ許される範囲か。どちらかというと、ジャズ関係のうんちくに全然ついていけないので、そっちのほうが個人的には苦しいです(多分、作者の趣味に走っている気がするなあ)が、まあ楽しく読めたので良しとしましょう。
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